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山城町上名にある藤川谷には妖怪ウォーキングコースが2種類あります。

道の駅大歩危を起点にして児啼爺の石像まで往復約5km(約75分)のコース。  

犬神さんや亡霊のハナなどを巡る往復約13km(約4時間)のコースです。

ウォ−キングコースには山城の妖怪のモニュメントが設置されていましたが、このたび新しい仲間が加わる

ことになりました!

 
 

ちょっぴりセクシー?

赤子淵の赤子です。

淵から赤ん坊の泣き声が聞こえてきますが

見に行っても人の姿はどこにもありません。

声だけの怪です。

 

 

あぜち歩危(ぼけ)に出没したハゲ狸は

綺麗な女性に化けては夜な夜な村人を

だまし、悪さをしたため村人に退治され

てしまいました。

ちなみに、どこがハゲているかと言うと

テンコツ(頭のてっぺん)です。

 

 
 

山に住む妖怪で、ヒダルガミに憑りつかれ

ると一歩も動けなくなります。

もし動けなくなってしまったら、何かを一口

だけでも食べるとまた動けるようになるそうで

粟山地区のヨソグチという場所からアキン谷

を登り、カジョウガ峰を越える辺りでは必ず

米一粒、水一口でも持っていないとヒダル

ガミに憑りつかれて歩けなくなるぞ、と言われ

ていました。

 
 

見上げれば見上げるほどドンドン大きく

なるノビアガリ。

ずうっと見上げていたらどこまで大きく

なるのでしょうか?

 
 

かつて鬼姥八剣大権現として祀られていた

鬼姥(おにうば)。

夕方に鬼姥の住む社の前を通りかかると

飛び出てきて人間を襲ったので、夕方に

なると誰もこの社の前を通りませんでした。

 
 

天狗滝、神籠岩の天狗、チチノキの天狗

天狗の庭、天狗の腰掛け松、天狗岳

など山城町には天狗にまつわる場所が

たくさんあります。

 

 
 

若い娘を誘惑するくわん淵の主を退治した

山伏ひよひよ寛道。

大暴れしては村人を苦しめた山爺を退治し

た山伏。

禍を封じ、人々の生活を守った山伏は今

でも人気者で、妖怪祭りの時に妖怪たちの

先達をつとめ、厄払いもしてくれます。

 

 
 

姉と弟が谷で水遊びをしていると、子供と同じ

背丈で裸の背中はミノか毛のような物で覆わ

れ、頭にハゲがある子供か年寄かわからない

ような人が下りて来て子供たちと一緒に遊んだ。

しばらくしてまた山へ帰って行ったが一言も喋ら

なかった。

子供たちは父親にアレは何だったのかと聞くと

「ありゃヤマジジじゃ」と言ったそうだ。

上名小川でのお話です。